講座紹介

ビジネス英語スタート講座

必要英語習熟度 :TOEIC600点、英検2級程度
講義日 :土曜日10:00~11:20
講義時間 :1回80分
講座日数 :1期7回
講座価格* :1期(7回)42,000円(税込)
*連続受講が困難な方のためのプランもご用意しております。
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講座内容

典型的なビジネス英文を参照しながら、学校で学んだ英文法をビジネスに使える形へとブラッシュアップすることを目的とした講座です。
英文法の根幹である文型・不定詞・分詞・関係代名詞・受動態 ・現在完了形・仮定法を学び、ビジネス英語に特有な英文の省略法を論理的に理解できるように説明致します。
企業での国際業務遂行に必要なビジネス英語に不可欠な英文法能力が身に付き、初/中級総合ビジネス英語講座で学ぶ力も養成されます。
教材に講師作成のテキストの他、講師著「ビジネス英語の真髄」を使用いたします。
講義は全編講師作成のテキストにより行います。
テキストは2期分用意されております。
 

講義例 (講師作成1st Lectureテキストより抜粋)

問題
1. Sakurada Co., Ltd. manufactures drugs.
2. Sakurada Co., Ltd. is manufacturing drugs.
3. Sakurada Co., Ltd. has been manufacturing drugs.
はどう違うのでしょうか?
学校(塾・予備校)で教わったように、1.は「桜田㈱は薬を作ります」で2.は「桜田は薬を作って「います」」でしょうか? 全然わかりませんよね。

解説
1. Sakurada Co., Ltd. manufactures drugs.
現在形は、真理・習慣(不変の事実・いつもしていること)を表します。
「桜田㈱は、いつも薬を作っています」 → 「桜田㈱は製薬会社です」
2. Sakurada Co., Ltd. is manufacturing drugs.
「桜田㈱は、薬を作りつつあります」 → 「桜田㈱は薬を作ろうとしています」
3. Sakurada Co., Ltd. has been manufacturing drugs.
「桜田㈱は、薬を作り続けております」 → 「桜田㈱は長期にわたる製薬会社で、今後とも製薬業を続けます」

現在形を「します」、現在進行形を「しています」と機械的に訳している学校教育が、「日本人を英語音痴にした」と思っています。日本語で、「カレーを食べます(食べる)」と言うとき、「これから食べる」のであって、今は食べていません。日本語の「ます[masu]形」、「る[ru]形」は、未来および否過去を表し、英語の「現在形」とは全く異なります。先ず、ここのところで、現在形と未来形の混同が生じ、そこから全てが曖昧になったのでしょう。進行形は、実際に、そうしている場合は「一時的な動作の継続」、頭の中で考えている場合は「予定」を表します。これでスッキリお分かりでしょう。

1st Lectureには次のような設問もあります。
英訳問題
1) 私はいつも駅まで歩いていきます。
2) 私は11時半には駅に向かって歩いています。
3) 弊社カタログと価格表をお送りします。
4) 明日の午後3時にメールします。

解説
1) 私はいつも駅まで歩いていきます。
I walk to the station.
現在形は、真理・習慣(不変の事実・いつもしていること)を表します。
I walk to the station. とは、このままで「私はいつも駅まで歩いていきます」或いは「私は駅まで歩いていく人です」の意味です。station に the がついておりますので、最寄の駅と云うことになります。

2) 私は11時半には駅に向かって歩いています。
I am walking to the station at 11:30 am.
進行形は「しつつあること」をしまします。其処に時間を加えると、確実な予定を表します。進行形は実際或る「動作をしつつあること」を表しますが、進行形を頭の中で思い浮かべると(考えると)、「未来・予定」を表すことになります。

3) 弊社カタログと価格表をお送りします。
We send you our catalog and price-list.

4) 明日の午後3時にメールします。
We will send you our mail at 3:00 pm tomorrow.

何故3)は We send~ と現在形の send が用いられ、4)は未来形 will send でなければいけないのでしょうか。講座でお話いたします。

ビジネス英語スタート講座、1st Lectureには次のような設問もあります。これに答えられる方は過去15年皆無ですので、どうか、気になさらないでください。でも、これこそが日本人の英語(ビジネス英語)の盲点なのです。
・週末、東京行き中央線では次の放送が社内に流れます。次の質問の答えを考えてみよう。
The next station is Ogikubo.
The doors on the left side will open.
The stop after Ogikubo will be Nakano.

問題
質問1: The next station is Ogikubo. の the は何故 the なのか。なぜ a でもなく、又、無冠詞でもないのか。
質問2: The next station is Ogikubo. の is は何故 is を用い will be を用いていないのか。
質問3: The doors on the left side will open. の The doors と on the left side には何故、定冠詞theが付いているのか。
質問4: The doors on the left side will open. の will open は何故will open なのであって will be open あるいは will be opened ではないのか。
質問5: The stop after Ogikubo will be Nakano. と此処では何故station ではなく stop としているのか。    
質問6: The stop after Ogikubo will be Nakano. では、何故is でなくてwill beを用いているのか。

その他、テキストでは毎回、簡単な英訳、ビジネス英語和訳、ビジネス英語に必須の基本的文法の解説等を行います。初回の文法説明は、品詞と文型です。第2回目講義では、一部、American Pops の歌詞を用いて不定詞の解説を致します。本講座は、過去10 年以上「目からうろこ」の講座と言われ続けて来ました。


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